2008/04/25

どんなものにも光と影があるのだ
君たちはそんなことも忘れてしまったのかい

 その頃はまだ花の種を収集・分類するだけに日々を費やしていただけの少年にすぎなかった。皇族ではあるが皇位継承権はほとんどなかった彼が影の一族を統べることになったのは、シーボルトが帰国してすぐの春のことであった。

 ~前田八郎『巨椋宮崇仁親王とその時代』

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